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臨床実績

当科では2017年4月より本学出身の金一教授を迎え、新しい体制が始動し1年が経過しました。

 緊急症例を含めて、紹介患者はすべて迅速に受け入れ、可及的速やかに治療介入をする方針としています。手術総件数は2017年の1年間で719件と過去最高を記録し、その内訳は弁膜症・虚血性疾患などの心臓領域が286件、大血管・末梢血管などの血管領域が172件、心血管合併領域が52件、先天性心疾患領域が150件、その他59件となっています。心疾患領域件数が大幅に増加しており、高齢化社会における弁膜症の増加を反映したものと推測されます。

   また、当科では低侵襲治療に積極的に取り組んでいます。循環器医療センター5階ハイブリッド手術室では北東北唯一の認可施設である経カテーテル的大動脈弁移植術TAVIや大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術EVARを施行しています。
 
 また、従来の胸骨正中切開アプローチではなく、内視鏡を併用した小開胸大動脈弁置換術、僧帽弁置換術、心房中隔欠損閉鎖術などを導入しています。大動脈弁置換術におけるCUSAの使用、不整脈メイズ手術におけるAtricureの使用も手術時間短縮や合併症軽減による低侵襲化を目指したものとなっています。
 
 若年者の大動脈弁疾患に対しては自己心膜を用いた大動脈弁再建術を導入し、ワーファリン回避などの患者QOLの維持をめざした治療を導入しています。  先天性心疾患については胎児診断、NICUとの連携に基づき出生前から治療計画を策定し治療成績の向上や家族の心理的負担軽減につなげています。複雑心奇形については可及的に2心室修復をめざした治療方針をとっています。
 
 2011年からの症例数を疾患別にグラフにまとめましたのでご覧ください。500-600件/年で推移していた手術総件数は2017年719件/年となり過去最高を記録しております。

 

心臓血管外科 Annual Review 2017


死亡数


       

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